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セキュア de GO! #5 公衆無線LANのセキュリティ

佐藤さん

こんにちは。技術開発推進部の佐藤です。
無線LAN(Wi-Fi)が、PC、スマホ、タブレット端末等のユーザーにとって
欠かせない通信インフラになって「久しい」と言われるほどの年月が経ちました。
あるテクノロジーが身近になり、その便利さに慣れてしまうと、ややもすればその影に潜む危険を忘れ、
うっかりしてトラブルに巻き込まれかねません。
そこで今回は、無線LAN、その中でも「公衆無線LAN」のセキュリティについて、そのリスクと
ユーザーが留意すべきポイントを、今更ながら再確認したいと思います。

公衆無線LANのセキュリティリスク

公衆無線LANのセキュリティリスク
公衆無線LANの使用においては、セキュリティに関するリスクが存在します。
以下はそのリスクが元でトラブルになった一例です。
(※総務省の資料のP.5「事例」を参考に少し脚色しました)
「~ 善良なスマホユーザーAさんのケース ~」

  1. Aさんは、旅行先で無料、かつパスワードの入力なしで使用できる無線LANアクセスポイント(AP)を見つけ、
  2. そのAPに接続、スマホでSNSにログインし、画像を投稿した。
    ところがそのAPは、実は盗聴により利用者の情報の取得を目論む者(X)が設置したものであり、XはAさんのSNSのIDとパスワードを入手した。
  3. その後Xは、AさんのIDとパスワードでSNSにログインし、
    Aさんに「成りすまして」SNSに著名人Zさんを誹謗中傷する投稿をした。
  4. その誹謗中傷がZさんの逆鱗に触れ…(以降割愛)

 

公衆無線LANの使用に関して留意すべきポイント

  • 公衆無線LANはその存在(名称、パスワード)を正式に周知されているAPのみ使うようにする。知らない名前のAPは、その使用を避ける。
  • 暗号化されていない、もしくは暗号化の仕組みとして「WEP」を使用しているAPは使うべきではない。
  • ID、パスワードの類、およびクレジットカードの番号、セキュリティコードなど、重要な情報を公衆無線LANにてやり取りすることをできるだけ避ける。

 

おわりに

無線LANの安全な使い方は、国やインターネットプロバイダなど様々な所から、
無線LANユーザーに向けて解説が発信されています。
詳しくは、例えば総務省の資料などを参考にしてください。
公衆無線LANを使用する場合は、トラブルを未然に防ぐため、
予め公衆無線LANの適切な使用について学ぶことをお勧めします。
ではまた。

  • 当ページの人物画像はNIGAOE MAKERで作成しました。
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ゆりちゃん

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